介護士のキャリアアップをステップアップ形式で

様々なキャリアステップ

介護士のキャリアアップ

介護士は未経験の状態から施設長として採用されるということはありません。介護士として現場で仕事を経験していくことで主任やリーダー、そして施設長といった形でステップアップしていくこととなります。また資格を取得するためにも現場での経験が資格の受験資格となっているような資格も多くあります。そのため介護士はキャリアアップしていくことを考えるのであれば、現場で一つ一つステップアップしていくことを意識しましょう。

介護士のキャリアアップ

介護士からリーダーへ

現場で数年の経験を得ると介護リーダーへキャリアアップすることが可能です。介護リーダーは現場のチームをまとめていく役割となりますので、管理職とプレーヤーの間のような役職となります。利用者に対するサービスの提供だけではなくスタッフ管理や施設長といったマネージャーと連携して施設の運営を考えることにもなります。一般的には3年から5年程度の経験を積むことで施設側からキャリアアップを打診されることが多いようです。

リーダーから施設長へ

リーダーにキャリアアップをしてからは施設長のポジションを目指すことができるようになります。リーダーはプレーヤーと管理職の中間のような立場ですが、施設長は管理職としてプレーヤーとしての仕事はかなり少なくなります。その代わり利用者の確保やスタッフ全体の管理、そして売り上げや予算策定といった施設運営を担うこととなります。そして複数の施設を運営している事業体であれば施設長からエリア全体の運営を任されるマネージャーの立場となる可能性もあります。

リーダーから人事や広報へ

リーダーの経験を積むことによって施設の人事や広報という業務へとキャリアチェンジすることもできます。人事は新しい介護士の採用や労務管理などを行っていきます。広報は利用者確保をするために経営企画をするなど施設運営を考えていく仕事になります。現場で利用者と実際に接した経験を持つことで、より良い施設運営を考えた経験の業務にも活用することができます。

介護士から専門職へ

介護士からでも卓越した技術や知識があれば、勉強会や講演会を開いて人を集めて後進の育成をする仕事もすることができます。他にも専門職として高齢者の精神的ケアだけを目的とする施設を作ることもできますし、高齢者向けの幅広いサービスの選択肢の中から自分の特長に特化した分野で活躍をすることができます。施設長やリーダーの経験がなかったとしても目指すことのできるキャリアアップの選択肢です。

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