人気記事:

介護業界でキャリアアップ

喀痰吸引等研修や認知症ケア専門士の取得を目指そう

医療・身体ケアの専門性を高める資格

喀痰(かくたん)吸引等研修

介護の現場において、「たんの吸引」や「胃ろう・腸ろう」といったケアを必要とするシーンは多くあります。しかし、これらは医療行為とされており、介護士による対応はできないのが現状でした。利用者が苦しそうにしているのを目の前にしても、看護師が来るのを待つことしかできず、もどかしい思いをした経験がある方も多いことでしょう。そのような状況に風穴を開けたのが、喀痰(かくたん)吸引等研修です。
この研修を修了することで、医師や看護師の指示のもと、介護士自身が専門的なケアを行えるようになります。看護師が常駐していない夜間に処置が必要になった際、喀痰(かくたん)吸引等研修の資格を持つスタッフがいれば、迅速に対応することが可能です。利用者の安心感につながるのはもちろん、介護士にとっても大きな自信とやりがいにつながるでしょう。
また、職場からの評価という面でもメリットは大きいです。喀痰吸引ができるスタッフを配置することは、施設にとって大きな強みとなるため、多くの職場で「資格手当」の対象となったり、基本給が増えたりするケースが見られます。キャリアアップと収入アップの両方を実現するためにも、喀痰吸引等研修はぜひ取得しておきたいところです。

喀痰(かくたん)吸引等研修

認知症ケア専門士

介護の仕事をしていく中で、避けて通れないのが認知症ケアです。認知症の方から、徘徊や不眠、暴言のほか、激しい感情をぶつけられることは少なくありません。利用者とどう接するべきか分からず、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。このような現場の悩みを解消したい方におすすめなのが、認知症ケア専門士という資格です。認知症ケア専門士の学びを深めると、これまで「困った行動」に見えていた利用者の動きが、実は「何かを伝えようとしているメッセージ」であることに気づけるようになります。たとえば、何度も同じことを繰り返したり、落ち着かずに歩き回ったりする背景には、身体のどこかが痛かったり、言葉にできない不安があったりするのかもしれません。脳の仕組みや心理的な背景を学ぶことで、「なぜ今、この方はこうしているのか」という理由を冷静に考えられるようになり、介護士自身の精神的な負担も軽くなります。
認知症ケア専門士として、根拠に基づいたケアを実践できるようになると、ほかのスタッフに対しても「こういった理由があるから、このように接してみましょう」と、論理的なアドバイスができるようになります。これはリーダーや主任を目指すうえで欠かせないマネジメント能力の一つです。認知症ケアのスペシャリストは、グループホームだけでなく、有料老人ホームやデイサービス、病院など、あらゆる職場で求められています。資格を取得しておけば、転職の際に大きな武器となるでしょう。

TOP